「産業廃棄物」と一括りにしていますが、事業によって排出せざるを得ない産業ゴミばかりが該当するわけではありません。一般家庭から排出される一般ゴミにも産業廃棄物は含まれています。産業廃棄物処理に関わる全ての事業者を悩ませる原因は、産業ゴミ、一般ゴミ双方に内包されているのです。

例えば「有価物と廃棄物が混在した状態」はどうでしょうか。
分別・リサイクルを行うことで廃棄物の全体量を減らすことも、廃棄物処理業者の大切な仕事です。しかし、分別の手間を省き全てまとめて産業廃棄物として排出されてしまうと、運搬事業者や処理施設等で分別を行わなければならず、人員を割く必要性が出てくるので、円滑な処理が難しくなってしまいます。

これに付随して起こるのが「人的ミスによる業務の遅滞」です。
計量受付業務も、1度に1台ずつの受け入れが基本となるものの、現地で全てを完了させていくケースもあれば、事前に予約等を済ませているケースなど、一元管理が難しい状況があります。
円滑に対処すべく効率化を図るものの、個々の人のスキルにも影響されてしまい、少なからずミスが発生してしまう可能性があるのです。

同時に「マニフェスト管理業務が煩雑」という問題も、大きな悩みにつながります。
人的ミスによる記入間違いが発生すれば、いつ搬入した廃棄物なのかを探らなければいけません。しかし、1日に何百という廃棄物を受け入れているため、搬入日・搬入時間・搬入量などを全て完璧に記憶するのは難しいのが現実です。

これら産業廃棄物処理を取り巻く悩みを解決することが、円滑で適正な廃棄物処理につながると考えられます。

先に挙げた産業廃棄物処理を取り巻く3つの悩みについて、あさかわシステムズの『Kiwami』が全てを解決に導く糸口を提供します。

まず「有価物と廃棄物が混在した状態」についてですが、『Kiwami』でデータ入力することで掛け取引でも現金取引でも円滑な相殺処理ができるようになります。
廃棄物の分別ができるというわけではありませんが、廃棄物受入時のデータ入力が細かく分別できるため、全てを廃棄物として処理しなければならないという「損」をなくすことが可能です。

また、「人的ミスによる業務の遅滞」でも、『Kiwami』は、事前予約とシステム連動型の車番認識カメラを連動させることで、ICカードに取り込んだデータをもとに素早い入力処理が可能。運搬回収業者が事前予約した情報に基づくため、搬入時には常に間違いの少ない受付ができるのです。

最後の「マニフェスト管理業務が煩雑」という悩みも、『Kiwami』を用いることで一元管理でき、通し番号で管理できるために万が一入力ミスがあった場合でも瞬時に該当搬入データを取り出すことができます。

『Kiwami』を導入するだけで、産業廃棄物処理に関わる多くのデータ入力・管理を適正に行えるのです。

あさかわシステムズが誇る『Kiwami』は、データ入力の一元化を得意としています。廃棄物処理業者が悩むマニフェスト管理にも一躍を担う存在です。

また、『Kiwami』の売上情報システムを導入することで、売上・売掛・請求書発行・入金情報までマニフェストに紐付けて管理することが可能です。
全て個別に考えられてきた金銭の動きがデータに紐付くことで、出納管理まで完璧にこなせます。
もちろんここには現金取引も含まれますので、キャッシャーとの連動もお任せください。